ホームページをご覧いただきありがとうございます。 明治中期に起きた公害の原点ともいうべき足尾鉱毒間題、これは日本の近代化を富国強兵政策によって進められたことによる必然的産物でした。凄まじい自然環境破壊の下で、実り豊かな二つの村が消されました。ひとつは、煙害によって消された松木村であり、そしてもう一つは鉱毒問題を隠ぺいするために貯水池化された谷中村です。 ここにあって「渡良瀬川沿岸の民を殺すことは、日本を亡ぼすことだ」と立ち上がったのは田中正造と「野に叫ぶ人々」でした。 本作品は、この田中正造の生涯を通じて、当時の政官財癒着の実態、マスコミの役割、命や人権の大事さ、住民こそ歴史の主人公であるという厳粛な事実を、豊冨な資料や証言を下に、製作されたドキュメンタリー映画です。
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